4年振りにブログを更新した。
しかも前回が最初という自分の継続性の希薄さを呪いたい。
ちなみに4年周期のことを「クアドリエンナーレ」というそうだ。
よく芸術祭でビエンナーレ、トリエンナーレと見聞きするけど、
いずれにしても、重すぎるにも程がある腰を上げた自分を褒め称えたい。
congratulazioni!!!
さて、甲府の桜座で企画したtoeのワンマンライブの映像をYouTubeに公開しました。
2018年10月8日、会場はガラス工場跡地のインダストリアルな空間。
1曲目の「レイテストナンバー」からダブルアンコールの「Path」まで、
ステージとフロアを隔てる柵を取っ払った熱量の高い演奏をノーカットでご覧ください。
個人的にも初めての自主企画で思い入れ深い公演です。
toeは初めての甲府、しかもワンマン。
さらに言えば、この桜座でのライブがUSツアーから帰国後一発目だった。
チケットもありがたいことに早々に完り切れて、
当日券を求めに遠くロシアからもお客さんが来てくれたりと、
音楽好きが集まって、バンドが演奏して、
そこで生まれるそれぞれにとっての何かを強く確かめる機会になりました。
いつかまた密度の高い場所で音楽を存分に体感できる日を心待ちにしつつ、
今のフィクションみたいな世界を生きる糧になればうれしく思います。
そして、ライブハウスや飲食店、医療関連だったり、
その他多くの人たちを支援するエネルギーに繋がることを願います。
toeが発起人となっているライブハウス支援プロジェクト、
「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」はこちら。
写真家の永峰拓也くんが撮影してくれた当日の写真を
ドキュメンタリーっぽく並べてみました。
バンドとお客さんのグルーヴと桜座の雰囲気が相まって、
DCハードコアバンドのライブみたいに超エモーショナルな質感が漂っています。
また桜座で企画したい。
ここでライブをやってほしいバンドが幾つも思い浮かぶ。
かならず実現するためにも、今は未来のために自粛生活を全力でやりきろう。
音楽最高、ライブ最高。
この自粛期間に掃除をしていたら、
今回のライブのロングTシャツとトートバッグの在庫を発掘しました。
イラストは小幡彩貴さんと勝山八千代さんの作品です。
オンラインストアにアップしたので、よかったらどうぞ。